病院長あいさつこのページを印刷する - 病院長あいさつ

令和7年4月1日付で院長を拝命いたしました古川勝規と申します。
 千葉東病院は、国立療養所千葉東病院の創設に遡ること87年目を迎え、これまで多くの医療を提供し続けてきました。このような歴史ある病院を率いる立場を任されることとなり、非常に光栄に思う一方で、その責任の重大さを痛感しております。長い歴史の中で数多くの患者様や地域社会に支えられ、ここまで発展してきた千葉東病院の伝統を受け継ぎつつ、今後さらに発展させることが私たちの使命であり、私自身の大きな挑戦であると感じています。
 私は、令和6年10月から千葉医療センターの院長を務めておりますが、このたびの新たな役職を拝命することとなり、両病院の連携をさらに深めていくための重要な役割を担うこととなりました。これからの新たな環境の中で、千葉東病院と千葉医療センターの双方がより強固な協力体制を築き、医療サービスの向上を目指していきます。
 また、この度の組織再編により、千葉東病院と千葉医療センターが一組織化し、当院は「国立病院機構千葉医療センター千葉東病院」として新たにスタートを切ることとなりました。この再編の目的は、両病院間での人的交流を一層活発にし、互いに不足している部分を補い合うことで、両病院の機能を強化し、医療の質を高めることにあります。これにより、両病院の専門性が融合し、より一層の医療の質の向上が期待されます。
 私はこれまで神経難病や重症心身障害に対するいわゆるセーフティネット医療に関する直接的な経験はありませんが、この分野の重要性を理解しており、今後これらの専門分野についても学び、患者様により良い医療を提供できるよう努めていく所存です。
 今後も、地域社会のニーズに応えるため、医療の質の向上と安全確保に全力を尽くしていきます。患者様、そしてそのご家族の皆様にとって、より安心して受けられる医療環境を提供するため、職員一丸となって努力していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 
令和7年4月 院長 古川 勝規