看護単位別の紹介このページを印刷する - 看護単位別の紹介

1病棟

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【診療科】腎臓内科、外科、整形外科、形成外科、循環器内科
【病床数】47床
【看護の特徴と魅力】
 1病棟は、急性期から慢性期まで様々な病期の患者さんが入院しています。その中でも腎疾患の患者さんを多く受け入れています。CKD各期に応じた教育・生活指導など、患者さんのQOLを第一に考えた関わりをしています。また、指導だけでなく患者さんが抱える生活上の問題点を明らかにし、多職種間で連携をとりながら退院後の生活を見据えた援助を行っています。外科・整形外科では全身麻酔下で手術を受ける患者さんを受け入れており、急性期から回復期看護を実践しています。リハビリテーション後のADLをもとに退院後の在宅調整を行い、患者さんが生活の質を落とさず安心して退院ができるよう退院支援を行っています。
看護体制はチームナーシング、プライマリーナーシングを取り入れており、受け持ち看護師を中心に、患者さんが安心して療養生活が送れるよう看護をしています。
私たちは「どんな患者も受け入れる」をモットーに、知っていることは「伝え」、分からないことは「共に学ぶ」、困ったときには「みんなで考える」、共に学び共に成長することを大切にしています。

2病棟

【診療科】神経内科
【病床数】53床
【看護の特徴と魅力】
 当病棟は脳神経内科病棟です。主に筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病、多系統萎縮症などといった神経難病の患者さんが入院しています。神経難病は進行性疾患であるため、病気の症状が進むと、今まで行えていた日常生活も徐々に困難となり、介助が必要になってきます。患者さんが病気を受容でき、「自分らしさ」を尊重しながら、これからの人生の自己決定ができるように、主治医や臨床心理士等と連携を図りながら支援しています。
 患者さんが安心して入院生活が送れるように、必要に応じて、ご家族に吸引や胃瘻の管理指導も行っています。また、退院に向けて地域の在宅スタッフと連携を図り、退院後も安心して自宅で過ごせるように退院前・後訪問や、退院前調整会議を行っています。

<文字盤>コミュニケーションカードなど意思伝達用に使用しています。
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3病棟

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【診療科】アレルギー科 内科 小児科 
【病床数】51床
【看護の特徴と魅力】
 当病棟はアレルギー科、内科、小児科の混合病棟です。乳幼児から高齢者まで、幅広い年齢の方の治療が行われています。アレルギー科や内科では慢性関節リウマチ、膠原病、糖尿病の患者さんが多く、医師、薬剤師、理学療法士、栄養士、メディカルソーシャルワーカー等と多職種で患者さんを支えています。生活指導や退院支援にも力を入れています。小児科では主に慢性腎臓病の患児が入院しており、長期の療養生活となるため、ご家族や医師、保育士、仁戸名特別支援学校の先生方と協力して子どもの成長発達に合わせた看護を行っています。七夕会やクリスマス会など季節に応じた行事なども行っています。
 患者さんが安心して病院での療養生活を送り、また退院後も安心して生活が送れるように、チームワークを大切にしながら日々業務に励んでいます。

6病棟

【診療科】脳神経内科・整形外科・リウマチアレルギー科・内科・外科・形成外科
【病床数】42床
【看護の特徴と魅力】
 当病棟は脳神経内科や整形外科・リウマチアレルギー科・内科・外科・形成外科などで慢性期にある患者さんが中心の混合病棟です。寝たきりでコミュニケーションが取れない方も多く、廃用症候群予防のための看護、病状・病期に応じた身体機能の維持・向上のための看護を行っています。また、退院後に安心して療養生活を送ることができるよう、病棟看護師が中心となり、患者・家族・医師・薬剤師・栄養士・理学療法士・MSW・地域のスタッフと連携し、生活支援・退院支援を行っています。具体的には退院調整カンファレンス、リハビリカンファレンス、多職種連携会議の開催、在宅療養の指導、ヘルパーへの吸引指導、退院前訪問などを行っています。他にも、感染症に対する隔離対応や在宅支援の一環として、重症心身障害児(者)の短期入所を受け入れています。

31病棟

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【診療科】重症心身障害児(者)病棟
【病床数】60床
【看護の特徴と魅力】
 当病棟は、重症心身障がい児(者)病棟です。未就学児、学齢児から60代までと幅広い年齢層の方が入院されています。
長期入院の方が多く、生活の場という側面も持ち合わせています。
一方で、短期入所の方も受け入れており、在宅療養の支援を行っています。
病棟では、医師や看護師、療養介助専門員、療養介助員、保育士、理学療法士、隣接する支援学校など、さまざまな職種が協働しています。
摂食機能を維持・向上できるよう訓練を行い、美味しく食事を召し上がっていただくための様々な工夫や、療育活動で季節ごとの行事やスヌーズレンなど専門的な関りを日々行っています。
患者さんやご家族が安心して入院生活が送れるよう援助し、患者のQOL向上を目指して取り組んでいます。

32病棟

【診療科】重症心身障害児(者)病棟
【病床数】60床
【看護の特徴と魅力】
 32病棟は、脳性麻痺・脊椎小脳変性症等の神経内科疾患を中心とした6歳から60歳代までの重症心身障がい児(者)が入院しています。在宅療養患者様支援の一環として、短期入所の受け入れも行っています。平成24年に自立支援法が改正し、契約入院制度に変更となり、利用者が病院を選ぶシステムとなりました。今まで以上に医師・歯科医師・理学療法士・指導員・保育士・療養介助専門員・療養介助員・栄養士と連携し、療育の充実が重要となりました。脳の発達は環境依存性と体験依存性であると言われています。脳の発達が未熟である重症心身障がい児(者)にとって療育環境はとても大きな影響を与えます。日々の中で五感を刺激し生活に変化とリズムをもたらすため様々な療育を提供しています。季節毎の行事や誕生会、スヌーズレンやムーブメントといった専門的な関わりを行っています。重症心身障がい児(者)にとって私達医療従事者の言葉や態度も環境となるため、明るく笑顔のたえない環境づくりを心掛けています。言語的コミュニケーションがとれない重症心身障害児(者)だからこそ、倫理面に十分配慮し楽しく充実した生活が送れるよう援助しています。

血液浄化センター

血液浄化センター
【診療科】腎臓内科
【病床数】30床
【看護の特徴と魅力】
 血液浄化センターでは、入院・外来患者さんの血液透析治療と、腹膜透析外来、療法選択外来を行っています。腹膜透析は自宅での自己管理が必要になるため、当センターでは患者さん個々の生活スタイルに合わせた透析指導を行っています。また、療法選択外来では血液透析、腹膜透析、腎移植のなかで、患者さんに適している治療はどれか、時間をかけて話し合いながら、意思決定支援を行っています。
 医師、臨床工学技士、看護師がそれぞれの立場で患者さんにかかわり、最善の透析治療を提供することに日々努力しています。チームワークも良く笑顔の絶えない職場です。私たちは、温かい態度で患者さんに接することで、日々透析を続ける患者さんに、少しでも安心感を与えられるように心がけています。

外来

外来
【診療科】
内科(糖尿病・内分泌、腎)アレルギー科(リウマチ・膠原病)、脳神経内科、外科、
整形外科、小児科、眼科、形成外科、泌尿器科、歯科、リハビリテーション科、放射線科
【看護の特徴と魅力】
 一日平均約200人の患者さんが外来を受診しています。定期的に通院されている患者さんが多く、関わりは短時間ですが、丁寧に話しを聞き、信頼されるケアが提供できるように心がけています。また、安全に安心して受診していただけるよう発熱や風邪症状のある方の感染予防対策、車いす等での移動時の見守りや介助などの転倒防止対策など、個別の対応に努めています。
 当院は、専門的な知識や技術を学び、資格を持った看護師による看護専門外来があります。インスリン療法や運動療法をはじめとする糖尿病療養指導を行い、患者さん個々の生活に沿った自己管理支援と相談を行っています。在宅で日常生活を送りながら、治療が続けられるよう多職種で連携し、患者さんに寄り添える看護をめざしています。